爺様の話
今日から2月!
ミャンマーでクーデターが起きたニュースを見て。
ミャンマーとはどこなんだ?と思ってGoogleマップで調べたらミャンマー(ビルマ)とあって、今月4日に亡くなった爺様を思い出しました。
爺様は戦争当時ビルマに行っていたらしい。
目的地にたどり着く前に終戦を迎えて、大変だったのは帰路らしい。
テレビの特集では食料もなくジャングルの中、ジャガーに襲われたりと言っていて。
爺様は幸いなことに列の後ろの方で補給物資にそこまで困ることは無かったらしい。
ジャガーもリアルにいたらしい。
亡くなった方から遺留品を剥いで商売している人がいて、背に腹を変えられない状況だったらしい。
何とか港にたどり着いた時にはマラリアにかかっていて、なかなか船に乗れず見送ったらしい。
ビルマに玉音放送が流れるはずもなく、ろくな説明もされないまま戦争が終わったらしいと知ったらしい。
その話を聞く少し前、伯父の初盆の際に爺様は熱中症にかかり、布団の中で震えていたらしい。
本人は熱中症という言葉もよく理解していなかったようで、マラリアにかかったのだと思っていたのだとか。
その話を聞いた時はなんでマラリア?日本に?と不思議だったけれど夏の暑い日に熱を出すことで若い頃のことを思い出したのかもしれません。
私は外孫なのであんまり爺様のことはよく知らないけれど、まさに激動の時代を生き抜いたすごい人だった。
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